Gemini セカンドオピニオン
概要
Google Gemini CLI の非対話モード(-p)で直接実行して、外部視点でのセカンドオピニオンを得る。用途は調査とコードレビューに限定する。ファイルは @ファイルパス 構文でプロンプト内から直接参照させることができる。
実行手順
Bash ツールで gemini -p を実行する。ファイルを参照させたい場合は @src/path/to/file.ts のようにプロンプト内に含める。必要に応じて事前に Read / Grep / Glob でコンテキストを収集し、プロンプトに含める。
推奨コマンド
# 基本形
gemini -p "質問内容"
# ファイル参照(@構文)
gemini -p "@src/file.ts このコードをレビューして"
# パイプでコンテキストを渡す
cat src/file.ts | gemini -p "このコードをレビューして"
# 読み取り専用モードで実行(セカンドオピニオン用途に推奨)
gemini -p "質問内容" --approval-mode plan
# Agent Safehouse / headless 環境で trusted directory エラーが出る場合
gemini -p "質問内容" --approval-mode plan --skip-trust
# モデルを指定
gemini -p "質問内容" -m auto-gemini-3
# ストリーミング出力
gemini -p "質問内容" --output-format stream-json
オプション
| オプション |
説明 |
-p / --prompt |
非対話(ヘッドレス)モード(必須) |
-m / --model <model> |
モデル指定(例: auto-gemini-3) |
--approval-mode plan |
読み取り専用モード(変更を加えない) |
-o / --output-format <format> |
出力形式(text, json, stream-json) |
-s / --sandbox |
サンドボックスモード |
--include-directories <dirs> |
追加ディレクトリをワークスペースに含める |
利用タイミング
- 複数の実装方針で迷う時
- 重要な設計判断・アーキテクチャ選択の前
- コードレビューのダブルチェック
- ユーザーが「セカンドオピニオンが欲しい」とリクエストした時
非推奨ケース
- 単純で明確な実装タスク
- 既に方針が決まっており追加意見が不要な場合
レポート形式
Gemini の回答を受け取ったら、以下の形式でユーザーに報告する:
# Gemini セカンドオピニオン結果
## 質問内容
[Gemini に投げた質問]
## 回答サマリー
[主要なポイントを箇条書き]
## 既存分析との比較
### 共通の指摘
- [両方が指摘した点]
### 独自の視点
- [Gemini だけが指摘した点]
### 推奨アクション
[統合した上での具体的な推奨事項]
注意事項
- Gemini は独立したプロセスとして実行される。現在の会話の文脈は引き継がれないため、必要な情報はすべてプロンプトに含めるか
@ファイルパス で参照させること
- 機密情報(API キー、パスワード等)はプロンプトに含めないこと
ask-gemini は調査・レビュー用途で使う。非対話の --approval-mode plan ではコマンド実行系ツールは制限されるため、実行失敗は仕様として扱うこと
- 認証は OAuth 前提で運用する
Agent Safehouse 環境で使う時の注意
Agent Safehouse 内や headless 環境では trusted directory 確認で止まることがあるため、--skip-trust を付ける
--sandbox は Gemini 内部で macOS sandbox を張るため、外側 Agent Safehouse とネストして sandbox_apply: Operation not permitted になることがある
Safehouse 内では --sandbox を使わず、読み取り専用レビューは --approval-mode plan --skip-trust で行う
Gemini の回答は参考情報として扱い、最終判断はプロジェクトのコンテキストを踏まえて行うこと